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アクシスメソッドをもっと詳しく知りたい!
アクシスメソッドは、これまでになかった、まったく新しい身体能力を向上させるメソッドです。
ここでは、もっと詳しく知りたい方のために、アクシスメソッドについての解説をさせていただいています。
アクシスメソッドとは?
全身の筋肉は、神経によって支配されています。
アクシスメソッドは、この神経の流れの滞りを解消することで、筋肉の機能を引き出すメソッドです。
筋肉の機能と聞くと、まずパワーの発揮が思い浮かびますが、それ以外にも筋肉は、柔軟性、連動性、均衡性、持久力、速力、感覚器としての働きなど、様々な働きや能力を持っています。
それら、筋肉が持つ機能の全てが引き出されると、筋肉からは余計な力みが取れ、高いレベルでバランスを保ちながら、複数の筋肉がスムースに連動してしなやかに動き、インパクトなど必要な瞬間に最大限の力が発揮されるようになります。
これは、スポーツや武道の世界で言われる軸(中心軸)のできた状態で、中心軸からロス無く、スムースに稼働する動きこそが、人体にとって最も理想的でパフォーマンスの高い動きなのです。
アクシスメソッドは、筋肉の機能を引き出すメソッドですが、その結果、中心軸が作られ、パフォーマンスの高い動きができるようになるので、「中心軸を作るメソッド」「動きを変えるメソッド」とも呼ばれています。
アクシスメソッドの最も得意な点
アクシスメソッドの核心的な部分は、人体に潜む法則性をベースにしている点にあります。
アクシスメソッドは、「頭部に触れる」ことで、「身体に変化が起こる」ため、治療技術の一種だと取られることが多いのですが、アクシスメソッドと治療は、根本的に異なります。
治療は東洋医学、西洋医学ともに、人体の「構造」をベースにしています。 そして、何らかの症状が現れたとき、正常な構造とどのように異なる状態になっているのかを調べ、その原因を突き止めて、正常な状態に戻していくアプローチをしていくのです。 年齢、性別、体質、筋肉や脂肪の量など、人によって構造には個体差があるため、治療では、同じ症状、同じ原因でも治療法を変えることが必要になる場合があるのです。
一方、アクシスメソッドは、その開発段階において、人体にはある種の法則性が隠されていることを発見し、この法則をベースに技術体系がまとめられています。
この法則性は、文字通り、構造の個体差による違いに関係なく、全ての人間が共通して持っているものなので、確実に結果を出すことができます。
人体に潜む普遍的な法則性をベースにしたアクシスメソッドは、人体の構造をベースにしたこれまでの治療や施術とは本質的に異なるものです。
新たなテクノロジーが開発されることで、それまで解決されなかった数多くの課題や問題が解決され、人々の生活が大きな変化をしていくように、これまでになかった、アルゴリズムをベースに筋肉が持つ能力を引き出すアクシスメソッドは、スポーツや運動に関する様々な課題や問題を解決し、人類とスポーツや運動の関係を変えていくものだと考えています。
アクシスメソッドにできること、できないこと
プロ、オリンピック、日本代表を目指すレベルから、趣味や楽しみ、健康のためまで、様々な目的で多くの人がスポーツを行っています。 どのような目的でやっているにせよ、全ての人が望んでいることは「上達すること」です。
スポーツや運動で上達するには3つの要素が必要になります。
1. Learn:強くなるために必要な要素を習い覚える
フォームやテクニック、試合運びなど、必要な要素を習得する
2. Practice:練習によって筋肉の能力を高める
パワーやスピード、持久力など、必要な筋肉の能力を高める
3. Functional:機能的に動ける体にする
身体機能を高め、全身が中心軸を中心に機能的に働くようにする
この中で、1のLearnと2のPracticeは、いわゆる監督やコーチ、スポーツトレーナーが指導をすることができますが、3のFunctionalに関しては、これまで個々人の才能に任せられてきました。
何故なら、体が機能的に動かすことができている人を、一般的に「運動神経が良い」「運動センスがある」と言いますが、この運動神経や運動センスは、どんな指導者も教えたり、改善することができなかったからです。
神経の滞りを改善することで軸を作り出し、体を機能的に動くようにするアクシスメソッドは、これまで個人の才能に任せられていた「運動神経」「運動センス」に関する問題を解決します。
これが、アクシスメソッドにできることであり、どんな指導者もサポートできなかったテーマにメスを入れることができものとして多くの指導者に注目されている部分です。
高いパフォーマンスを実現するもう一つの要素
アクシスメソッドは、筋肉の機能を引き出すことで軸を作り出し、人体の動きを変えていくメソッドです。
しかし、アクシスメソッドも万能ではありません。
人体の動きは、骨格を筋肉が動かすことで作られていきます。
この骨格と筋肉は、非常に密接した関係にあり、筋肉の機能が引き出されても、骨格構造が正常な状態でなければ、最良のパフォーマンスを発揮することはできませんし、また、その逆に、骨格構造が正常であっても、筋肉の機能が引き出されていなければ、最良のパフォーマンスを発揮することはできません。
これは、自動車で考えて見ると分かりやすいかもしれません。
自動車は、エンジンで作りだされた回転運動を、クランクシャフトを通じてタイヤに伝えることで走行します。エンジンからクランクシャフト、タイヤまでロスが無く、スムースに動力伝達されることで、走行性を高めることができるのです。
しかし、自動車の骨格にあたるボディのフレームも重要なカギを握っています。
フレームには、エンジン、動力伝達機能、タイヤ、ステアリング機構、アーム類、スプリング、キャビンなどが取り付けられていますが、このフレームに歪みや歪みがあると、エンジンの回転運動がスムースにタイヤに伝えることができなければ、走行性は落ちます。
それと同じように、最良のパフォーマンスを発揮するには、筋肉の機能が引き出されることで骨格構造が正常であることが必要になります。
骨格は筋肉に支えられているので、筋肉機能を引き出すことで、骨格構造はある程度整えられます。アクシスメソッドを受けることで、姿勢が良くなった、立ちやすくなったといった感想が多くあるのはこのためです。
しかし、筋肉の機能を引き出すだけで完全に正常な骨格構造に整えることができるわけではありません。ですから、最良のパフォーマンスを発揮するには、アクシスメソッドを受けると同時に、骨格構造を整える施術を受けたり、運動を行う必要がある場合があります。
アクシスメソッドの特徴
アクシスメソッドには、下記のような特徴があります。
■高い再現性
アクシスメソッドは、人間の体に秘められている法則性をベースにしています。
そのため、年齢、性別、体質、筋肉や脂肪の量など、肉体が持つ個体差に関係なく、非常に高い再現性で結果を出すことができるのです。
この特性があるため、アクシスメソッドは、現役選手のように常に体を動かしている潜在能力を引き出すことはもちろん、例えば、これまでスポーツや運動と無縁だった中高年の方が、趣味や健康のために運動を始めようとした場合も、動ける体を手に入れるために役立てることができるのです。
※アクシスメソッドは神経のブロックを外していくメソッドであるため、神経に働きかける薬や強い薬の服用中の場合、効果や持続期間に影響が出る場合があります。
■驚きの即効性
アクシスメソッドは、受けたその場で、身体能力が向上し、中心軸からのナチュラルな動きを実感することができます。
この変化は、体験レベルのアクシスメソッドでも十分に感じていただくことができるので、このメソッドをご自身の身体能力向上として採用するかどうかを、効果を実感した上で判断することができます。
※ごく稀に、アクシスメソッドを受けた直後から身体能力は向上するものの、強い効果を実感するまでに30分~1時間ほどの時間を要するタイプの方がいらっしゃいます。
■驚異の持続力
アクシスメソッドの優れた特性の一つが、効果の持続が長いという点です。
これまでの臨床で、一度メソッドを受けると、その効果が1か月は持続することが分かっています。
神経は使えば使うほど、その繋がりが強くなります。
神経のブロックが外された状態で1ヶ月間、体を動かすことで、ブロックがかかっている状態で体を動かすより、基礎体力の向上などがより短い時間で向上することが期待できます。
また、どの競技において中心軸からの無駄のない動きができるようになることは練習の一つの目標であり、それを手に入れるには膨大な時間がかかるのがこれまで一般的でした。しかし、アクシスメソッドで中心軸を作った状態で、体を動かしたり、練習を行うことで、脳がその動きを記憶するため、中心軸からの理想的な動きを短期間で自分のものにできるのです。
■細かな部位の特定
アクシスメソッドはその研究段階に置いて、人体が20のブロック(部位)に分類されることを発見し、それぞれのブロックを指定して、神経のブロックを外していくことができる技術が確立されています。
そのため、競技ごと、選手ごとにあわせ、抱える課題や問題を細かくサポートしていくことができるのです。
■シンプルで無痛
アクシスメソッドは、法則性をベースに頭部に軽い刺激を与えていきます。
その刺激は、非常にソフトで、痛みを感じるような強い刺激を与えることは一切ありません。
また、アクシスメソッドを行うのにかかる時間も短く、ひとつのブロックの神経のブロックを外すのにかかる時間は約5分ほど。
抱えている課題や問題によって、いくつのブロックにアプローチする必要があるのかは違ってきますが、だいたい、1~3ブロックで課題や問題が解決される場合がほとんどです。
アクシスメソッドを行う時間が短いので、体に負担をかけることもないのです。
■一切の副作用がありません
アクシスメソッドは、法則をベースに頭部に軽い刺激を与えていくことで、人間が持つ恒常性を高め、その結果、神経のブロックを外し、中心軸を作り出していきます。
このように、被験者自身が持つ恒常性によって身体能力が高まるので、一切の副作用はありません。
※幼児期、妊娠中、特定の治療を受けているなど、一部、アクシスメソッドを受けることがお勧めできない場合もございます。
現役から趣味が目的まで幅広く
アクシスメソッドは、身体能力の向上を謳っているため、現役アスリートのみを対象としたメソッドであると思われがちですが、現場では、現役アスリートから、趣味や健康のためにスポーツや運動をされている中高年まで、幅広く、このメソッドが活用されています。
これまでスポーツや運動の経験が無く、体を動かすことに苦手意識を持たれている方にも、「体を動かしやすくなった」「柔らかくなった」「しっかりと力が入る」など、多くの喜びの声を頂いています。
また、運動をしてきたものの、年齢を重ねることで体力の衰えを感じ始めた方々にも、「昔のように動くようになった」といった感想を頂いております。
現役のアスリートとしては、プロ野球選手、Jリーガー、プロ格闘家、オリンピック候補生なども潜在能力を引き出すためにアクシスメソッドを導入していただいており、最近では、海外のオリンピック候補生からの問合せもいただくようになっています。
また、現役を引退された、元プロ、元オリンピック、元日本代表選手の中にも、アクシスメソッドを導入している方がおられ、皆様から「現役の頃に出会いたかった」と追う言葉をいただいております。
アクシスメソッドは、スポーツと人類の関係を変える!?
フランスのラスコー洞窟や、アフリカ、オーストラリアなどには、3万年以上前の先史時代の洞窟壁画があり、それらの壁画には当時からスポーツに類似した何らかの活動があったことが推定されていいます。
つまり、人類の歴史はスポーツの歴史なのです。
これまでスポーツや運動には、絶対に超えられない壁がありました。
それが、「運動神経」「運動センス」といった表現されてきた、体を機能的に使うことができているかどうかの壁です。この部分については、誰も解決することができず、持って生まれた要素が大きいため「才能」という言葉で片付けられてきたのです。
同じように指導を受け、同じ練習をしても、早く上達する人と、そうでない人がいます。
中には、人よりも多くの練習しているのに、この壁に阻まれて、一流になることができない選手もいます。
このような違いが出る根っこにあるのが、いわゆる才能の壁なのです。
アクシスメソッドは、軸を作り出すことで、これまで誰も解決することができなかった、この壁にアプローチできる唯一のメソッドなのです。
それに、これまで、どのような競技でも中心軸からの理想的な動きを手に入れることは、それぞれの競技の練習のひとつのゴールであり、それを達成するには5年、10年と長い時間がかかるのが一般的でした。
例えば、ゴルフのレッスンプロに数年間、定期的に指導を受けているにもかかわらず、毎回「軸がブレていますね」といったアドバイスを受けている人は少なくないのです。
もし、軸ができた状態で、理想的なフォームを教えてもらい、それを再現する肉体があったとしたらどうでしょうか?
おそらく、これまであるレベルまでの上達に5年、10年とかかっていたのが、数年でできるようになるかもしれません。もちろん、練習の量と質に影響を受けますので、一概には言えませんが、そうなることは安易に想像できると思います。
もちろん、ゴルフ以外の競技でも、同じことが考えられます。
また、個体差に影響を受けないアクシスメソッドは、老若男女問わず幅広い層にその効果を実感していただけるメソッドでもあります。
このメソッドが広まっていくことで、体を動かすことに苦手意識を持っていた人たちも、気軽にスポーツや運動を楽しむことができるようになるでしょうし、怪我のリスクなども減少します。
実際、当協会のトレーナーの元には、「今度うちの子が中学生になって部活を始めることになったのでアクシスメソッドを受けさせてほしい」と訪れたという事例もあります。
スポーツや運動をする目的は、人それぞれです。
今後、アクシスメソッドの普及により、現役アスリートが記録の向上のためだけでなく、多くの人がその目的を達成するために活用され、スポーツや運動がより身近なものとなっていくでしょう。